Kallax
イケアはスタイルのない安価なブランドか。その逆を示すために、Blender で部屋をまるごとつくりました。
年2021
カテゴリー3D
使用ソフトBlender, Adobe Premiere

技術から
長くソフトを学んだあと、シーンをまるごとつくれるプロジェクトを探しました。単体のオブジェクトを超えたかったので、この棚を架空の住まいのなかに思い描きました。
ふさわしいモデルを見つけて手を入れたあと、部屋の設えを始めます。テクスチャで再現したフローリング、画像で自分好みにした本、色をもたらすガラスのキャンドルホルダー。
側面の窓を入れたことで外からの sun ライトを置け、棚の光沢のある素材を際立たせ、より現実に近い光を生めました。sun ライトに加えて world に HDRI テクスチャを入れ、昼の効果をつくっています。窓から正しく差し込むよう、mapping ノードで回転させました。

物語へ
イケアはスタイルのない安価なブランドだと言い切れるでしょうか。そして、ただの棚で空間を最適化しながら、同時に自分好みにできるとしたら。
Kallax のモジュールがあれば、収納にも、本棚にも、トロフィーの棚にもできます。どの部屋を整えて設えるにも必要なものがそろいます。用意された色のひとつがラッカーの赤で、視線を引き寄せ、白い壁と適度な対比をつくって部屋に新しい命を与えます。
広告そのもののスタイルも変えました。イケアはナレーションと、静かな音楽の非常にミニマルな画面を多く使います。この映像では、その簡素さのなかにまったく違うスタイルをつくらせてくれる製品の、別の側面を引き出したいと考えました。

