グラフィックデザイン

カーニバルのグランガラ

はじめての一貫したビジュアル。つけペンと墨で書いた文字をデジタル化しベクター化して、招待状、メニュー、席札に。

2019 | 2020
カテゴリーグラフィックデザイン
使用ソフトPhotoshop, Illustrator
カーニバルのグランガラ

カリグラフィーとの出会い

このプロジェクトで、はじめて一貫したビジュアルをつくる名誉を得ました。デザインへの情熱とカリグラフィーの美しさを結びつけられる仕事でした。目指したのは、ガラの夜にふさわしい、上品で洗練されたビジュアルアイデンティティです。

すべてはカリグラフィーの講座から始まりました。この古い技への本物の情熱が私のなかに灯ったのです。線の流れと文字の優美さに惹かれ、つけペンと墨でフリーハンドで文字を書きました。それがのちにガラのグラフィックアイデンティティの中心になります。

伝統から技術へ

手で書いた文字を再現したあと、ペンタブレットでデジタルへ移しました。この工程で細部を整え、大きさを調整し、ベクター版をつくることができ、最大限の柔軟性と拡張性を確保できました。

グラフィックの土台が決まったところで、コミュニケーションの三つの要、メニュー、席札、招待状のレイアウトに取りかかりました。それぞれで書体の選択、色の取り合わせ、要素の配置を丁寧に扱い、催しの品格に見合う視覚の調和をつくりました。

物語へ

上品さと洗練が織り合わさり、忘れがたい夜が生まれます。繊細で気品のあるパウダーピンクの地が、行き過ぎない優美さを添えるグレーの文字を受け止めます。

浮き出し加工の文字をもつ招待状は、この特別な夜の象徴です。視線を捉え、催しの空気を先取りする、貴重なディテール。ただの招待状ではなく、感覚に訴える体験です。

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